門扉のすぐそばの紫と白のニオイバンマツリは、今が旬です。見た目の控えめさとは対照的に匂いは母が昔使っていたおしろいのように濃く感じられますが、あまり虫は寄ってこないようです。
白い可憐な花は、ユキノシタです。生の葉を絞った汁を数てき耳に落とすと中耳炎に良いとされていて耳のための薬草だったそうです。
湿疹、かぶれ、小児のひきつけ、火傷にもよいそうで、「子供のいる家のユキノシタは満足に育たない」といわれるほど、家庭の常備薬草だったそうです。長男が幼少のころ何回も滲出性中耳炎になり、切開したり、スイミングを休んだりしたのを思い出します。薬草の知識は大事ですね。昨年の秋に植えたのですが、赤い地上茎を四方に伸ばし、増えていく姿はたくましいです。
白い紫陽花が咲きました。可愛らしいピュアな少女のイメージがします。